NIPTを受けるまで
私が高齢なこともあり、出生前診断を受けようと夫婦で決めていました。
出生前診断の方法には超音波検査、絨毛(じゅうもう)検査、NIPTなどがありますが、私はNIPTを受けました。
NIPTとはいわゆる新型出生前診断のことで、母体の血液検査をして染色体異常がないか確認する検査です。
NIPTの検査結果は確定ではないものの、陰性的中率が99.9%であること、検査による母体への負担や赤ちゃんへのリスクが少ないことからNIPTにしました。
ただ、NIPTは保険非適用なため自費で、公的な補助や医療費控除の対象にもならないのでお金がかなりかかります。(私のときは15万円以上しました。)
また、NIPTを受けることができる医療機関は限られており、妊娠週数や年齢など検査を受けるための条件もあります。

私が入院していた病院ではNIPTをやっておらず、入院中にNIPTを考えていることを看護師さんに伝えると「あー出生前の…先生に聞いてみるね、えっと…NITPだっけ?」という感じでちょっと心配に。
その病院では過去に前例がなかったのか、看護師さんたちがNIPTを受けられる医療機関を調べてくれました。
そして入院中初めて医師が部屋に来てくれ、NIPTや羊水検査など「出生前診断」についてとても丁寧に説明してくれました。
その後あらためて受ける意思を伝え、医療機関を通じた予約のみ可だったので、入院していた病院に予約してもらいました。
こうしてNIPTを受けることになります。
ちなみに私の場合、NIPTを受けられる病院は
①費用は高いが家から15分くらいの病院
②近くの病院より1万円ほど安いが家から車で1時間以上のところにある病院
の2択でした。
私はつわりがひどく、1時間も車に乗れるとは思えなかったので高くても近い病院で受けることにしました。
NIPTを受けられる期間は意外と短く、つわりで大変な時期でしたが、なぜ受けるのか、受けて、もし結果が陰性ではなかった場合にどうするかということをあらかじめよく話し合って決めておくことが大事だと思います。
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